昭和45年にシェル石油の特約店としてスタートしましたが、父が他界したため昭和52年4月に建築設計業務から石油業界に足を踏み入れることとなりました。

設計業務とは異なり、不特定多数の顧客を相手に給油から車両整備、洗車などの顧客管理に始まり、日々の在庫発注管理や入出金管理、労務管理など会社経営の多岐にわたる仕事に忙殺される日々でした。

業界も高度経済成長の波に乗り、当社も大和店、保土ヶ谷店、戸塚2号店と拡大し、地域にあった「顧客第一」の店舗運営を心掛けました。

平成年度に入り自由化に伴う特石法の廃止により価格競争やセルフスタンドの増大、消防法の改定による地下タンクの年数規定などから淘汰が進み、さらに自動車のEV化や省燃費による自動車燃料の需要の減少が顕著となり、元売会社自体が脱石油化を図っており、ビジネスモデルが描けない状況などから52年間の営業活動に幕を下ろしました。

幸いにも出光興産より賃貸の申し出があり、当社にてセルフ化工事を行った後営業を引き継いでもらっています。

現在当社は8年ほど前から健康ビジネスとしてストレッチ事業にも取り組んでおり、戸塚で2店舗、由比ガ浜1店舗の直営店とフランチャイズ契約店3店舗のほか長期賃貸を主とした介護施設、某病院福利施設、店舗施設などの賃貸業も行い、収益基盤の多角化を図っているところです。