2026-27 RI President Olayinka Hakeem Babalola. Evanston, Illinois, USA. 18 September 2025.

国際ロータリー会長 オラインカ・ハキーム・ババロラ

最高の自分を超えよう

 ロータリーには、いつも予想外の一面があります。
 向かいに座っていた見知らぬ人が、生涯の友になるなんて本当に驚きです。ある地域で始まった小さなプロジェクトが、思いもよらない形で広がっていくことにも驚かされます。そして、ロータリーによって最も大きく変わったのが、実はあなた自身だと気付いたとき、あなたはきっとさらに驚くことでしょう。
 だからころ今年度、私たちには自らの内なる変化を力に変え、未来を見据え、「持続可能なインパクトを生み出す」ことが求められています。
 この言葉の意味を、ここで明確にしておきましょう。変化は始まりに過ぎません。真に重要なのは、長く続くインパクトです。私たちは、各プロジェクトの長期的なインパクトを考える必要があります。新しい水道システムは、地域住民の健康にどのように寄与するのか。住民は他の地域でも同様の仕組み作りを行えるのか。新しい教室は、この地域の教育向上のためのより多きな計画の中で、どのような役割を果たすのか。まさにこうした視点が求められています。
 また、インパクトを重視するうえで、私たちの行動が平和構築にどう貢献するのかも考えなければならなりません。平和は偶然に訪れるものではなく、慎重かつ戦略的に築かれるものです。次のプロジェクトを計画する際には、こう自問してください。「これは。平和の土台づくりにどのように役立つか。」そして「積極的平和に8つの柱*」を参考に、私たちの活動を通じて、世界を一歩ずつ平和へと近づけていきましょう。
 地域社会や世界に変化をもたらすほど、あなた自身もまた変わっていきます。これまでのプロジェクトや集めた資金について伝えるだけでなく、ロータリーがあなたにどのようなインパクトを与えたのかを語ってください。そうした個人的なストーリーは新たな扉を開き、新会員の参加を促し、私たちがここにいる理由を改めて思い出させてくれます。
 体験を自分の言葉で語ることは、新会員の勧誘やファンドレイジング(資金調達)にも非常に有効です。ポリオ根絶、平和の推進、そして持続可能なインパクトをもたらすためには、より多くの仲間とリソースが必要です。私たちはロータリー創設125周年を迎える2030年までに、ロータリアン125万人、ローターアクター12万5000人以上というもくひょうを掲げています。
 クラブ会員と共に、ここ数年の成果を振り返ってみてください。そして、最も成果をを上げた年度を見つけてください。それは、新会員数が最多だった年かもしれません。ファンドレイジングが過去最高額に達した年かもしれません。あるいは、いまも地域で語り継がれるプロジェクトを実施したとしかもしれません。その最高の年を見つけたら、次はそれを超えることに挑戦していただきたいのです。
 こうした取り組みを通じて、私たちは世界中で、地域社会で、そして私たちの中で、「持続可能なインパクトを生み出す」ことができるでしょう。
 皆さんに、心から感謝いたします。さあ、さっそく行動を始めましょう。

*The Pillars of Positive Peace(積極的平和の8つの柱):国際的シンクタンク経済平和研究所(IEP)が提唱した、平和な社会を支える要素を示す考え方。平和で持続可能な社会を実現するための8つの要素から成る。

   SCHEDULE..年間活動予定

   ACTIVITIES..活動内容

  • 2025.08.28 ガバナー公式訪問があり、大塚正一ガバナーにお越しいただきました。
  • 2024.10.03 ガバナー公式訪問があり、長戸はるみガバナーにお越しいただきました。