
このロゴは、オーストラリア先住民族の現代アート、デザイン、コミュニケーションを専門とするアーティストでグラフィックデザイナーのリキ・サラム氏(Riki Salam)によってデザインされました。サラム氏は、メルボルンで開催される2023年ロータリー国際大会のロゴも手がけており、二つのロゴを視覚的な共通言語で結び付けています。
ロゴに込められた意味
このロゴには、各所に深い意味が込められています。例えば、先住民の文化で「円」は互いにつながっていることを意味しており、7つの点は「人」をあらわすと同時に、ロータリーの七つの重点分野を表しています。
丸と点を一緒にすると、航路を示す星、つまり私たちの道しるべになります。その下の太い線は、いわゆる「掘り出し棒」で、力仕事をするときに使うものです。行動を起こす人たちであるロータリー会員にとって、物事を成し遂げるための道具を表しています。
色について
緑、紫、白の3色は、必ずしもアボリジニの文化とは関係がありません。ジェニファー・ジョーンズ会長エレクトは、公式行事で服装を整える際、テーマジャケットではなく、これらの色(一つでも、三つすべてでも可能)を使うよう2022-23年度ガバナーに要請しています。「多様性、公平さ、インクルージョンを強調していくにあたり、私たち一人ひとりが着るもので自分を表現しながら、つながりを持てるようにしたかった」とジョーンズ氏は説明します。
色の解釈は何通りかあります。例えば、紫は「ポリオ根絶」、緑は新たに加わった重点分野の「環境」、そして白は私たちの中核的使命である「平和」を表しています。また、この3色を合わせると、女性参政権運動「サフラジェット」の色になります。これは、ジョーンズ氏が初の女性RI会長となることから、さりげなくその歴史に触れているのです。
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