現在では犬・猫や小動物の診察というイメージではないかと思います。

本来は馬、牛、緬山羊、豚、鶏、犬、猫の公衆衛生、人畜共通伝染病、身近な業務は狂犬病予防注射、牛乳や卵などの重要なタンパク源の確保の為の研究業務などが主体であるためにその諸管轄は農林水産省となっています。

馬に関しましては軍馬の治療や生産に重きをおく歴史的背景がありましたが、現在では中央競馬会が母体となり競馬用のサラブレット等を診療する専門の獣医師がいます。

私が入学した1977年(昭和52年)が最後の4年生教育で、翌年入学の学生からは6年生教育となりました。

国公立大学ではさほど授業料の変動はありませんでしたが、当時私立大学では教員や施設の変動が無いのに、授業料は2.5~3倍に上がりました。

そのような時代背景があり私達は主に大動物の勉強と公衆衛生が中心でした。

卒後教育で犬猫の診療を学びましたが、現在では大学で学びます。